秋風が吹くこの頃のお酒を「ひやおろし」と呼んでいます。 冬の厳寒期に造り、蔵内でひと夏越して熟成させ、秋口に程よい熟成状態となったところで詰めて出荷するお酒を「ひやおろし」といいます。 飲み頃と言われ、程よく熟成し香りが落ち着き 日本酒らしい味わいが出てきます。
加賀の銘酒「常きげん」のひやおろしです。 常きげんの蔵元が出荷するアイテムの中で、最も人気のある限定酒は、円やかさと半年の熟成により、荒々しさが抜け、酒の旨みが凝縮された飲み応えたっぷりの1本です。 水へのこだわり、米へのこだわり、そして熟練の技を持つ蔵人達が、精魂込めて醸した限定酒です。 熟した果実を想わせる、芳醇でやや甘い香り。 この香りだけでも、ゆっくりと愉しみたいところですが、口中に含むと更なる驚きが! 甘みのすぐ後に、穏やかな酸味、柔かな旨味が口中を包み込み、非常に落ち着きのある筋の通った濃醇でいてバランスの良い丸みのある純米酒となっています。 しっかりとしていながらも、穏やかな落ち着きのあるコクは既に1年以上の熟成を得たかのような芳醇なもので、 酸味はさほど強くは感じず、長い長い余韻も特徴です。 ひやおろしとしては、既に完成された今が飲み頃の1本と言えます アルコール:17% 酒米:五百万石100% 精米歩合:60% 内容量:720m |